パソコンパタパタしとる場合とちゃうねんぞ

 もろもろがもろもろで今夏中の引っ越しが前々から決まっていたんだけどそれがとうとう明々後日に迫っていることに気づいて愕然とした。新居を決めてから、歩いていけるくらいの近所なので、掃除に行ったり客用布団を持ち込んでお泊りしてみたり、なんやかんや楽しんでいたんだけれど、いつのまにか引越し業者に依頼していた日が近づいていた。

 まだ、引越し業者に託せるような荷物がない。ベッドぐらいか。そのまま渡せばいいのだから。

 退去日が特に決まっていないせいで、ついダラダラしてしまう。どうせ取り壊す建物だから、いざとなったら不溶物は置いてけばいいし…近いからいざとなれば持ってけるし…。今度の引っ越しは父が車で手伝ってくれるから、重い物でも多少は頼めるし…余裕じゃん?

 そう思っていたらもう明後日だった。びっくりした。何もできていない。

 運動不足で体力がなく、朝から晩まで新居や旧居やホームセンターを行ったりきたりで、本当に毎日疲弊しているのに、今だってひどく疲弊していて、疲れのあまりエビスビールを開けてしまっているのに、荷造りができていない。どうしてだろう。全然わからない。教えて欲しい。引っ越しが終わったら鍛えようと思う。

 元々片付けが苦手で、ちょっと苦手とかじゃなくて「本当に汚い。女の部屋ではない。」と言われたことが数知れずというくらい苦手で、というかやり方がわからなくて、今もいろんなものがいろんなところに分散していて、どうまとめたらいいのかもわからないし、色んな物を捨てないとダメなのもわかるけど捨てられない。病気だ。

 

 なぜ女性のほうが部屋を綺麗にしておけるのだろう。

 男女の性差で、身体的なことや社会的役割としての差異じゃないこと、例えば女性のほうが部屋が綺麗とか、提出物をちゃんと出すとか、男性(特に学生)は時間や約束にルーズとか、そういうのってなんで起こるんだろうなと不思議になる。

 これは高校生の頃までの実感であるから正確性は皆無だが、提出物は女性のほうがきちんと出す。だからわたしのようなきちんと出さない女は、異様な存在として微妙に目立った。

 さあそれでなんの話だったか。そうそう片付けられない話。片付けられないのは母ゆずりで、母はそれはもう片付けが苦手だ。実家へ行くと机に山ほどのチラシやら新聞やら、よくわからないもろもろが半分ほど積み上げられている。不衛生なわけではないし、毎日夜遅くまで働いてくれている以上家事が溜まってしまうのは当然なのだが、これは単に忙しいのを差し引いても、そしてサボっているわけでもなく、彼女は片付けがとにかく苦手なのだ。そして物が捨てられない。

 実家から2人娘が出ていき、父と2人で生活している今でも、家族用大容量冷蔵庫はパンパンで、帰省するたびに「これってめちゃくちゃ電気効率悪くない?」と進言を試みている。ちなみに実家は二世帯住宅で、祖父母が一緒に暮らしているのだけれど、その冷蔵庫は本当に最低限しか物が入っていない。祖母は「おじいちゃんがね、やたら大きい冷蔵庫買ってきちゃったのよ。こんなにいらないのに」とこぼしていた。祖父は買い物中毒なのだ。そこは母に遺伝して、さらに私にも遺伝した。買い物中毒は三代に渡り遺伝した。おかげで、うちの冷蔵庫に入りきらないものは祖父母の大きな冷蔵庫に曲がりさせてもらえていた。

 わたしも2人姉妹なんだけど、母も2人姉妹で、わたしにとっての叔母にあたる方は片付けが上手だ。間取り図や家財のサイズのデータを送ったらインテリアのコーディネートをしてくれるというので、しかも引越し当日には来阪して手伝いまでしてくれるというので、本当にありがたい。

 母と片付けができないというトピックで話している時、母は子供の頃なんかは叔母に手伝ってもらっていたんだと話してくれたので、じゃあわたしもお姉ちゃんに手伝ってもらえばあんなにしょっちゅう怒られてなかったのかなー、となんとなく言ったら、「あの子がそんなにやさしいわけないでしょ」と言われて笑った。姉のことは好きだし、冷たい人間というわけではないんだけど、怒られてるわたしの片付けを手伝ってくれるような優しさは確かに持ち合わせていない。

 

 すぐ家族の話ばかりしてしまう。友達がいないから他に書くこともないし。

 

 

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