香港旅行記―2日目

参照記事:

香港旅行記―前夜祭

香港旅行記―1日目

 

あらすじ…香港へ来て1日目を楽しんだのであった。

 

 2日目の朝。朝ごはんと言えば!お粥。姉は起きられず死んでいたので、母と二人でホテル近くのお粥専門チェーン「海皇粥店」へ向かった。思い返せばチェーン店にばかり行っている気もするが、多く支店を持っているということは人気があるということで、いいのだろう。それに英語や日本語が通じるので私のような海外ビギナーにはもってこいである。

 お店は朝早くから営業している。お粥を二つ頼んでシェアしようということで、「海皇一品粥」「香茜魚片粥」を注文した。前者は肉や魚や麩の入った名物っぽいもので、後者はパクチーのお粥。

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写真左がパクチー、右が一品粥、である。これに胡麻や醤油、アーモンドソース、辛いお酢?のようなものをかけながら食べる。どちらも美味しい。パクチーが好き。箸やレンゲがテーブルの天板に格納されていた。

 ところでメニューの日本語表記に気になる点を発見した。海皇一品粥の具材に「かにぽこ」という見知らぬ言葉があった。かにぽこ…?はたしてそれは「かにかま」であった。「かにのかまぼこ」を略したら「かにぽこ」になってしまったのだろう。

 

 散歩がてらヴィクトリア公園のほうへ歩き、エクセルシオール香港ホテル内のカフェ「EXpresso」に入った。ここではマカオの「ロードストーズベーカリー」のエッグタルトと、illyのコーヒーが楽しめる。

 エッグタルトはマカオで有名なお菓子だが香港にも多くある。マカオ風と香港風の違いは、表面が焼かれているかどうか?らしい。ガイドブックか何かで読んだ。もしかしたら違っているかもしれない。土台がパイかタルトかだっけ?確実に言えるのは“店による”ってことではなかろーか。

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こちらはマカオ風なので、表面がじゅわ~っと焼けていて、土台はパイ生地でサックサク。卵の甘みが感じられる。カフェイン中毒の母は、やっとまともなコーヒーが飲めたと喜んでいた。姉に一つテイクアウトで買っていったら大層喜んでくれた。

 

 さてやっと目が覚めた姉を回収すると、まず姉が行きたがっていた雑貨屋「LOVERAMICS」へ。

www.loveramics.com

キッチン周りの雑貨や食器が売っているおしゃれなショップだ。私はここでお皿を2枚購入した。

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ハチドリ。

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チャイナ的な。

 

 そしてそのあとは香港公園の「茶具文物館」にMTR(地下鉄)に乗って向かう。最寄駅は金鐘(アドミラリティ)。余談だが香港の地名などには漢字表記で英語読みという面倒くさいものが多い。金鐘、アドミラリティもその一つである。

 MTRは切符も買えるが前記事にも記載したオクトパスカードで難なく乗車。シートは布張りでないので、前に座っていた人のぬくもりがより感じられる仕様だ。また、つり革も日本のそれより相当強度がありそうだ。

 またMTRの駅構内に限った話ではないのだが、エスカレーターの速度がかなり出ている。

 

 茶具文物館は中国のお茶、とりわけ茶器に関する博物館である。一口に中国茶と言っても時代やその流派によって様々な茶器が存在する。残念ながら土産屋と1階は改装中で見ることができなかった。

 ここで一つ断りをいれておこう。香港は長いことイギリスの統治下にあった。中国に返還され特別自治区となったのはなんと1997年、たったの20年ほど前のことなのである。華人こそ多いが、その文化は英国の影響を強く受けている。

 例えば車は道路の左側を走る。前述のように英語読みの地名や通りが多く存在する。アフタヌーンティー。それから、階数である。まず玄関を入ると1階…ではなく、グランドフロアとなる。階段を上がると1階、2階とこう続くわけだ。

 そういうわけで、上記の文では「茶具文物館ではグランドフロアしか見学できなかった」と、こう言いたいわけである。

 

 アフタヌーンティをするため、そのまま香港公園を通り抜け、首都「中環(セントラル)」へ向かう。

 アフタヌーンティーはとても混む。もっとも有名なホテル・ペニンシュラなどでは予約制を取っていない。ウェブ上で事前予約ができるところもあるので、旅行時間を有効に使いたい人はそういったところを探しておくと良いだろう。

 今回、母がマンダリンホテルのクリッパーラウンジを予約しておいてくれた。

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3人で行ったがアフタヌーンティーは2人前、それとドリンクを3人分注文した。なぜなら絶対に量が多いから。3段になった皿の一番上は、、えー、おかず味ケーキみたいなの(ごめんなさい)、2段目はサンドウィッチ、3段目がケーキ、そしてスコーンが2種類。奥の四角い何かは、もっちりした何か(すみません)。お茶は姉と母は王道の紅茶、私はオリエンタルなハーブティーを注文した。

 特筆すべきはスコーンだろう。やはり本場仕込みと言うべきか、横にほろっと割れるスコーン、そしてマンダリンホテル名物のローズ風味のジャム。均整の取れた上品な美味しさだった。量は多かった。

 

 さて優雅なティータイムを終えると、九龍半島へ向かう。1日目で説明したように、香港は3つに分かれる。ずっと香港島に滞在していたので、九龍半島のほうへフェリーで向かうことにした。

 海を渡り尖沙咀(チムサーチョイ)へ着くと、比較的洗練された街並み。ペニンシュラなどの一流ホテルがあるのもここだ。冷やかしでペニンシュラへ入ると、ロビーには机椅子が並び、たくさんの人がお茶を楽しんでいた。聞くところによると、ここも数十年前にはがらんとしたロビーだったそうだ。

 女人街などの市場を見て回る。雑すぎる雑貨と一緒に、明らかなコピー商品とか、変なバッタもんとかが売っている。足を止めようものなら「プラダプラダ!」という声。プラダがこんなところに売ってるもんかい。中東系の顔立ちの男性は「ロレックス!オメガ!」と声をかけられていた。負けた。

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大阪人なら一目でピンとくるだろう。「りくろーおじさんのチーズケーキ」だ!と思いきやこれ丸パクリの似て非なるもの。

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金魚がこうやって売ってる。

 

 さて、香港では毎晩20時になると「シンフォニーオブライツ」というプロジェクトが開催されている。高層ビルが音楽に合わせてぴっかぴっか光るのである。それを毎日やっているらしい。電気代はどうなっているのだろうか?香港島側が光るので、九龍側から見ると美しいというわけだ。

 市場を一通り見終え時間があったので、「糖朝」に入った。この店は日本にも展開しているため知っている人もいるだろう。小腹が空いていたので、マンゴープリンと海老餃子、飲み物を注文した。メロンジュースはめちゃくちゃ瓜っぽかった。

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ガイドブックに絶対載っているやつだ。

 

 そして20時前、埠頭へ向かうとすでに大勢の人が場所取りをしていた。かつてライブなどで最前列を陣取っていたときのマインドを思い出し、人込みをかき分ける。13分ほどの短い催しながら、ビルが輝きレーザービームが放たれる姿は、一度見ておいても損はないと思う。

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輝く日立。観光船もあるみたいだ。

 

 疲れたのでMTRに戻ってホテルに戻り、鼎泰豊(ディンタイフォン)で食事を取った。鼎泰豊も日本にあると思う。小籠包のお店。

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小籠包とか空芯菜とかいろいろ食べた。

 

 めいっぱい遊んだ1日だった。湯船にお湯を張ってゆっくり浸かった。明日も楽しむぞという気概で寝た。3日目に続く、乞うご期待。