無職ダム見学記

 無職になりました。よろしくお願いいたします。

 

 何もすることがないので父を誘って宮ケ瀬ダムの見学に行きました。なぜ父かというと車の運転にまだ不安があるため、ベテランドライバーである父に助手席に座っていてほしいからです。免許を取得してもう一年も経過したにも関わらず、満足に駐車もできないという有様です。

 また父は土日に仕事があり平日が休みのため、暇な平日に遊んでくれる。

 

 宮ケ瀬ダムを選んだ理由は、

・私の住む埼玉県東部からのアクセスがいい

・ある程度大規模である

・ダムカレー

以上からである。

 

 3点目のダムカレーについて多少補足をしましょう。

ダムカレーとは!!

ダムをモチーフにしたカレーです。
ごはんは堰堤、カレールーは貯水池を表現しています。
2009年ごろから全国的に増え始めました。

ダムカレーとは – 日本ダムカレー協会

 

 詳しくは上記URLを参照してください。

 

 そういうわけで愛車に乗り込んで宮ケ瀬ダムへ向かいます。圏央道を初めて走りました。平日の朝型でも車が多く、常に80km/hキープでした。車にエコ運転って褒められたよ。

 

 埼玉を突っ切り八王子ジャンクションを過ぎ、神奈川は相模原ICで降りて神奈川県立あいかわ公園へ向かいます。宮ケ瀬ダムのふもとにある公園です。今日は駐車場代が無料でした。観光放流日だからでしょうか。

 

 4回くらい切り返してなんとか駐車して、ダムへ向かいます。ダム見学に向かうロードトレインもありますが、徒歩で15分くらいなので歩いて問題ないです。

で、本当は写真を上げたかったんですけどはてブの調子が悪く写真が1枚もアップロードできない。

あいかわ公園側から行くと、まずダムの下流側に到着します。「あいかわ公園側から行くと」というのは、宮ケ瀬ダムないし宮ケ瀬湖の周りは観光地化していて、何か所かが発展しているんですね。それぞれに駐車場なんかもあるんです。

 

 ダム下流側には放水口があります。必要に応じて、宮ケ瀬湖に貯水している水を放水します。必要というのはおそらくなんですが2種類あって、発電のときと、湖がぱんっぱんになっちゃったときです。書きながらわかってなことが多すぎて調べたのですがいまいちわかりづらかったです。

 ダムっていうのは機能が大雑把に言うとに2つあって、発電と治水です。

 まず前者に関しては水力発電です。水の力を利用して発電します。だからダムの下流には大体発電所があります。上流にダム湖がありますね。それをでっかいコンクリートの壁でせき止めてます。水をジャーっと放水します。上から下へ水が流れます。発電所には水車がついてますので、それがぐるぐるーっと回ります。それで電気が発生します。

水力発電が日本の発電の電源構成比に占める割合は、東京電力の2015年のデータでは15%です。まあまあじゃないでしょうか。ちなみに半分以上は火力発電に依存しています。また、19%は核分裂による原子力発電で補っています。いわゆる再生可能エネルギー、太陽光だとか風力だとか地熱だとか、そういうのは構成比に反映されないくらい割合が低いんです。

(この辺の割合は会社によってかなり変わってきますので、ぜひ一度調べてみてください。電力会社のホームページに載っています)

 

 脱線しますが水力発電再生可能エネルギーにリストアップされます。再生可能エネルギーとは文字通り再生が可能なエネルギーです。例えば石炭は燃えたらもう元には戻りません。水資源は再生が可能です。蒸発した水はまた雨となって降りますから。

じゃあ、水力発電はエコだと断言できますか。ダムを造るためには森を切り開く必要があります。ダム建設には訴訟がつきものです。

エコとは、クリーンエネルギーとはなんでしょうか。

 ただし前述のとおり、ダムには治水の目的もあります。大雨が山間部に降り、多量の水が川を下ればどうなるか。氾濫しますね。それを防ぐためにもダム湖というのは大変役に立っているのです。水を貯めて貯めて、少しずつ放水することでリスクを低減させることができます。

 それに、ダム建設は、ただ伐採してコンクリートで固めて、ハイ終わり、では決してないんです。私が見学した宮ケ瀬ダムでも、自然保護のための多くの工夫がこらされていました。植栽活動やビオトープの設置だけでなく、放水の際にも生態系を壊さないよう、取水位置を変えるなどの方法が取られています。

 

 さてダム見学に戻りましょう。下流についたところでしたね。コンクリートの壁が視界に鎮座しています。堤防の高さは156mです。東京タワーの半分くらいです。こう書くと正直大したことなさそうですね。ただ、ダムの堤防は横幅があります。400mです。ふもとから見ると、かなりの威圧感があります。

 この堤防の上まで行くことができます。方法としてはインクラインエスカレーターがあります。インクラインっていうのは傾斜鉄道です。いろいろあるのですが、ここで想像してほしいのは、モノレールです。モノレールで行けます。

 これがかなりの傾斜があります。35度です。分度器で見た35度って全然、大したことないですよね。スキージャンプの角度だそうです。でも、みなさまスキージャンプの経験はないですよね。私もないです。ふつうのスキーおよびスノボのご経験はありますか。例えば苗場スキー場の中級者コース「チャレンジコース」は26度です。これをじぐざぐに滑るんです。真っ直ぐだったらかなりのスピードがでるわけです。スキージャンプってすごいですね。

余談ですが苗場には45度のコースもあるそうです。頭おかしいんじゃないか。

 

 そんな35度のインクラインを上がっていくと堤防の上につきます。ダム湖には遊覧船が定期運航していますので、それに乗って別の観光エリアを楽しみに行くこともできるんですね。鳥居原エリアではカヌーの体験もできるみたいです。楽しそうですね。

 ダム湖の写真を…掲載する予定でした。

 

 宮ケ瀬ダムでは定期的に観光放流を行っています。

【実施日】
1月~3月、12月 休止
 4月~11月    毎週水曜日、毎月第2日曜日、毎月第2第4金曜日
 その他不定期日(イベント放流)
【実施時間】
 午前11:00~11:06 (6分間)
 午後 2:00~ 2:06 (6分間)

観光放流 | 相模川水系広域ダム管理事務所 | 国土交通省 関東地方整備局

詳しくは上記URLをご参照

 

そんな感じで観光放流も観ました。放流は下流側で見てください。上流側からはほとんど見えないとのことです。

さて、今まで一枚の写真もなしに進めてまいりましたが、ここで動画を挿入します!!

角度はご容赦ください。変え方がわからなかったので…

現地で見るとこれ以上の大迫力です。橋梁から見ると水しぶきも激しく飛んできて楽しいですよ。

 

ダムとしてはこんな感じです。あとダムカレーです。カレーについてはみなさま前述のサイトをご覧になっていただいてると思うので詳細は割愛しますが、宮ケ瀬ダムカレーの特徴は、放流ができることです。

コメの堤防からソーセージの栓を抜くことで、ルーが放流されるわけです。これはなかなか、いいです。味は、第一印象としては「甘すぎじゃないか」というものではありますが、後味はスパイシーでおいしいです。

 

観光放流とダムカレーを楽しんで、無職ダム見学は終了となりました。公園から相模原インターに向かう間に牧場があって少し寄り、犬を3頭撫でました。非常にかわいいです。

 

 宮ケ瀬ダム見学は気軽かつ楽しいです。電車とバスでも行けます。ぜひ行ってみてください。そして日本の電力事情にも少し思いを馳せていただけると嬉しいです。

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